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ステンレスとFRPの特徴

ドッグバスの素材 ステンレスとFRP

ステンレスとは

ペットバスの素材にはステンレス鋼とFRPがあります。ステンレスは「さびない、汚れない」という意味を持ち、その名の通り優れた特徴を持っています。

  • 傷やさびに強い
  • 汚れにくい
  • 美しさを長く保てる
  • 強度に優れている

動物病院が患犬を扱うにあたってもっとも留意しなければならないのは院内の設備機器が清潔・衛生的であること。汚れないという特徴を持つステンレスはまさにうってつけの素材であるといえます。

FRPとは

FRPとは、ガラス繊維強化プラスチックのことです。簡単にいえば、しなやかなグラスファイバーにプラスチックを入れて強度を向上させた素材になります。

FRPの欠点

FRPで製作する場合は、FRPを先に作っておいた型に流し込むという方法が採られます。あらかじめ型が決まっているため、オーダーメイドには不向きです。

 

また、傷がつきやすい、四隅に汚れがたまりやすいという欠点もあります。ご家庭のユニットバスなどで使われている素材ですが、犬が暴れることなどを予想するとドッグバスにはやはり不向きだといえるでしょう。

ステンレスの手入れ方法

ステンレスはさびにくく汚れが付着しにくい素材であるため、メンテナンスも容易です。忙しい動物病院様においても、手軽に素早く清掃できます。さまざまなステンレス製品(オペ台や手洗いシンク、処置台などの動物医療器具)の清掃にもお役立てください。

汚れが付着した場合

  • 軽い汚れは乾拭きする。
  • 乾拭きで汚れがなかなか落ちない場合は、水拭き後に中性洗剤や石けん水を含んだスポンジや布で拭く。水洗い(水拭き)後に乾拭きする。

万が一さびてしまった場合

さびてしまった場合のお手入れの基本は、水拭き後にスポンジ、へちま、たわしなどでこすり落とすことです。

さびの種類1 もらいさび

ステンレスの表面に鉄などの異金属を放置すると、その異金属の腐食をもらい受けてしまうことがあります。

さびの種類2 塩分の付着

ステンレスは鉄やアルミなどに比べ塩分の耐食性に優れていますが、溶接部などではさびが発生しやすくなります。

さびの種類3 酸・薬品の付着

酸・薬品の種類とステンレスの種類によって、接触すると腐食の影響が出てきます。

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